お知らせ

2017-07-10 12:19:39<お知らせ>平成29年「第6回 短歌で詠もう『恋うた』」優秀作品結果発表

 

奥出雲町観光協会で募集しました「短歌で詠もう『恋うた』」応募作品から、優秀作品を藤原勇次先生、今田圭基先生、そして吉川敬子先生に選考いただきました。

6月29日には、最優秀作品を選ぶ選歌会が行われました。

奥出雲町長賞以下、各賞が決定されました。選考結果は次のとおりです。 (作品の一部は、選者により変更をさせていただいています)

 

奥出雲町長賞 (グランプリ) 夕立に一本の傘夫婦して奪い合いつつ寄り添いて行く  花時雨

 

絲原記念館賞        銀河まで歩いて行ける気がしますもしもあなたと手を繋げたら  むらさき色布

 

山之口商店会長賞 夜の川背負いて渡りしこともあり光子は今も元気だろうか  とらちゃん

 

奥出雲ごこち賞    夕暮れの 稲佐の浜の波音に 愛しい君の 声を重ねる  てるよ

 

合銀三成支店長賞 太陽よあの白雲に炙りだせ君への想いの三十一文字(みそひともじ)を    

        

信金仁多支店長賞 露草の心でそっと見ています好きとは言えぬあなたのことを  寿々

 

三成本町通り商店会長賞    飲みほしたラムネの壜へこの恋を詰めてあの海に棄ててやろうか  ちいさ子

 

特別賞 踏みのぼる 玉峰山の イワカガミを 君に重ねる 六十歳過ぎて  玉峰

 

入賞

文庫本食い入るように読みふける通学電車の初恋の人 

 

乙女座のスピカの横に木星が寄り添ってるのを君は知らない  ミノルン

 

背の高い貴方の目線が知りたくてつま先立ちの恋をしてみる  月

 

見返すと分かるよ君と会った日はいつもの倍の長さの日記  冬桜

 

好きですと 告げる姿が 可愛くて 思わず惚れて もうたやないか  りおパパ

 

学ランのあなたに出会って20年作業着洗う朝がまた来る  ノンタン

 

睡蓮の絵に囲まれし空間にあなたと二人モネの世界へ  筑紫ハイツ

 

抱き寄せて初めて気づく椿油の髪の香りの残りし枕  ゴン

 

眉に雪載せた笑顔がまぶしくて雪道わざとゆっくり歩く  ELLE

 

片恋の高2の古典口ずさむ「ましかばまし」と反実仮想  有加里

 

空も樹も 雲もあんなに 輝いて 人恋うことを 知りそめし日々  ふで

 

足音で 君だと気づいた その時に ぼくの気持ちは 本気と知った  きなこ

 

タンポポのようにどっしり根を張ってあなたの町をふるさとにする  みい

 

電話無き若き日に来し逢ひたしの電報未だ文箱(ふばこ)に眠る   牛美

 

もし私風になったら朝ごとに君の前髪揺らしにいこう  ホーリー

 

一言も 話せず歩く 帰り道 ひとつの傘に 戸惑いながら  エダ

 

ジャングルの 奥地で暮らす 鳥のよう 恋のバトルに 着飾る息子  K・U

 

あこがれの貴女へ薔薇の束おくる 百万本にはほど遠けれど  高瀬 夏雄

 

会いたくて 力いっぱい ペダル踏む ポニーテールが 夏空切って  おつむ

 

亡き妻のお骨納めしペンダント肌身離さず七回忌過ぐ  磨呂

 

汗流し頑張る君の姿見て渡せなかったお守り握る  じゅんな

 

枕辺の 灯火を消せば 老いた妻 冷えし指先 われに触れくる  チョークまみれ

 

鉄幹と晶子の恋は見本にはならぬが気持ちは負けはしないぞ  みだれのがみ

 

眼も視えず声も聴こえぬ身となれど君の気配を間違うものか  ジョニー

 

若し君が俺の嫁なら生涯をかかあ殿下でいいと思うよ  あかまつ  きくお

 

帰り道 歩道にのびた 君の影 寄り添うように そっと重ねる  うみねこ

 

ヴィオロンを奏でる君に憧れて入部を決めたあの日の私  月影

 

葉桜のトンネルを抜け出合う風あなたの街も晴れていますか   猫田馨

 

根の国へ 稲田媛追う 須佐之男の 純情学び 妻に捧げる  はくろ

 

どうしても 君の近くに 行きたくて 勇気を出して 並べたシューズ  ⑱