勝手に奥出雲探求レポート

前へ
一覧へ
次へ

名勝 「鬼の舌震」散策レポート ~初夏の散策コース~

名勝 「鬼の舌震」散策レポート ~初夏の散策コース~

皆さ~ん
奥出雲ごこち事務局「ちーやん」です!

今回のレポートは新緑の6月に紹介した
名勝天然記念物「鬼の舌震」の後編をお届けしま~す。
上流の「らくらく散策コース」より下流の、宇根駐車場から散策します。

梅雨、真っ盛り!
「鬼の舌震」は普段より水量が増して、迫力ある景色が楽しめますよ!
深緑の季節も気持がいいん
ですけど、この時期の躍動感ある「鬼の舌震」も
また、最高!

ここのコースも見どころいっぱい。
さ~て、早速、宇根駐車場からレポート開始です。
 


【鬼の舌震 グルメ情報】

宇根駐車場から散策道の入り口にある「舌震亭」はゆっくり休憩することができる茶店です。
ここのおすすめが、名物の「舌震そば」
お店のおばあさんが毎年フキやタケノコ、山椒を山で摘み取ったものを、丁寧に調理して大切に保存します。
その山菜が惜しげもなくトッピングしてあります。
ツルツルの出雲そばと、田舎風味の山菜が絶妙にマッチした逸品です。
是非、皆さんの一度お試しあれ!


☆宇根駐車場へのアクセス

車で、国道314号線、432号線の
奥出雲大橋交差点を「鬼の舌震」
方面に曲がって約10分。
急な上り坂を登ると、正面に「鬼の舌震」の看板が見えてきます。
ここが、宇根駐車場

ここには、無料の駐車場が沢山あって、駐車スペースは安心!

車を降りて「舌震亭」から約100m進むと、広場に案内看板があります。
ここで、進むルートのチェック!

らくらくコースまで約1kmか~・・・


(写真:左は目印の看板、右は散策道の案内図)

 

☆見どころスポット その1【玉姫橋・長渕】

「よし進むぞ!」と気合を入れて、急な坂道を下っていきます。
散策道には、手すりと幾つか階段があって、急なわりには安心して下ることが出来ますよ。
辺りは、自然の原生林に囲まれていて、鳥のさえずりと川の流れが遠くに響いてきます。


(写真:左は川へとつづく散策道。右は玉姫橋)


約300mほど下ると「鬼の舌震」の一番下流にある「玉姫橋(たまひめはし)」が林の中から見えてきます。


その名のとおり
日本海のワニが恋い慕い、夜な夜な斐伊川を通い来たほど美しいかった、「玉姫女命(たまひめのみこと)」が由来です。

このつり橋の辺りは、荒々しい「鬼の舌震」イメージとは違った、緩やかな流れで、眺めていると癒されそうな「長渕」があります。
川面には、木々の緑が映り、谷を流れる涼しい風がとっても気持がいいんですよ。
しばらくボ~と眺めていると、自然と落ち着く場所なんです。

 

☆見どころスポット その2【烏帽子岩】

玉姫橋を対岸に渡り「長渕」を横目に
散策道を進みます。
すると、正面に大きな岩が鎮座しているのが見えてきます。
昔の武家の人たちが被っていた「烏帽子」に形が似て入るところから、「烏帽子岩」と言われています。
とっても大きな岩で、高さは6mくらいかな?
反対側は空洞になっていて、近くから沢が流れ込んでいます。

秋には、モミジの紅葉がとってもきれいで、写真撮影の場所としても人気の岩なんですよ。

この空洞を川の流れに向かって進むと、これが大迫力!!
ちょうど、梅雨の季節で水かさが増していることもあって、
「鬼の舌震」を象徴するような眺めでした。
ここは、カメラマンにも人気のスポットなんですよ。

でも、足場が滑りやすく、危険なので十分な装備をしてから訪ねてくださいね!(この日はスパイクシューズを持参しました。)

☆見どころスポット その3【天狗の爪岩・雨壺(あまつぼ)】

烏帽子岩からほんの少し進むと、
沢山の奇岩巨岩が見えてきます。
その奇岩巨岩群の中で、一際大きい岩が斜めに立っています、これが「天狗の爪岩」
辺りの巨岩は、長年の川の流れや風雨によって削られ丸みがあるのですが、この岩だけが鋭くとがっているころから名付けられたようでね。

この辺りは、大きな岩の間を勢い良く水が流れる場所です。

そんな急な流れを思わせるのが、「雨壺(あまつぼ)」
大きな岩肌を急な流れがすこしづつ削り、幾つもの丸い池のような形を作り上げました。
別名「姫の湯殿」とも言われています。
もしかしたら、玉姫様がお風呂代わりに入られたのかな・・・

そんなことを想像しながら、急な階段を登り
ます。
この階段は、岩の割れ目に作られているんですよ。
下を覗き込むと、結構な高さなので、高所恐怖症の方はご注意を!

 

 

 

 ☆見どころスポット その4【小天狗岩(こてんぐいわ)】

階段を登ると、高さ約60mもある絶壁がそびえます。
烏帽子を被った天狗が口を突き出しているように見えることから「小天狗岩」なんだそうです。
全体を見るとそうかも知れませんが、私には、真ん中の岩肌の模様が、
ニンマリ笑った天狗のように見えるのは気のせい?

絶壁の下には、先ほどの「天狗の爪岩」など、巨岩が折り重なった景色が望めます。


(写真:左は小天狗岩。右は天狗の爪岩)

☆見どころスポット その5【鬼の落涙岩(らくるいいわ)】

この辺りから遊歩道は一段と高くなります。
足元には、ゴーゴーと音を鳴らして流れる水と、大きな岩が続きます。
梅雨の真っ只中ということもあって、いつもより豪快に流れています。

そして、「鬼の落涙岩(らくるいいわ)」
この日は、増水のため大泣きでした。
いつもは、涙を流して泣いているようみ見えるんですよ。


(写真、左は先日訪れた時の写真で、右は昨年の秋の写真です。)

☆見どころスポット その6【はんど岩】

「鬼の落涙岩」辺りは少し流れが落着き、荒々しさが薄れてきます。
そして、「天狗橋」を過ぎると、小高いところに「はんど岩」が鬼の舌震を見下ろしています。
6月にも紹介した「はんど岩」ですが、何回見ても不思議なんです。
頭でっかちで、バランス悪そうなのに、ひっくり返らないなんて、本と不思議・・・



こんな景色を見ながら、与謝野鉄幹晶子夫妻が短歌を詠まれたのかな~?

「したい山 まことに誰を したふらん 清き涙の 岩こえてなる」~鉄幹~
「紫の水のつとふは 目におかず 並べる岩の くはだつること」~晶子~

 

ここから上流は、前回紹介した「らくらく散策ルート」になります。
http://www.okuizumogokochi.jp/1094


さすがに、ここまで歩いて来ると、汗だく・・・
梅雨の小休止の合間に訪れた「鬼の舌震」でした。
来たルートをゆっくり戻り、茶店の「舌震亭」で一休み。
茶店でラムネを買ってベンチに座って、のどを潤しました。



皆さん、いかがでしたか?

2回に分けて、「鬼の舌震」の魅力をお届けしました。
見どころスポットはまだまだあります。
皆さん案内図片手に散策しながら、見つけるのも面白いですよ。

ただし、岩肌は滑りやすいので、登ったり川辺に近づくのは厳禁ですよ!
また、急な雷雨などにも見舞われることがあるので、雨具は忘れずにね!

これから、夏を迎える「鬼の舌震」は、谷間を渡る風や、水の流れの音が涼しさを運んで来てくれます。
涼を求めに、鬼の舌震の散策いかがでしょうか。

 


 

【鬼の舌震 散策情報】

 国の名勝 天然記念物「鬼の舌震」へは、国道314号線、432号線、
奥出雲大橋から車で約10分
宇根駐車場には休憩所の「舌震亭」があります。
ここで散策案内MAPが無料で配られています。
散策される際は、是非お持ちください。

上流の下高尾駐車場からは、
前回、紹介したバリアフリーの遊歩道が整備されています。

※雨の日など、足元が悪いときは、ご注意ください。

※岩に登る行為などは大変危険ですので、お控えください。


★お勧めコース

●車椅子・高齢者の方は下高尾バリアフリー遊歩道をお勧めします。
  自然との一体感が楽しめます。
 (所要時間45分~1時間)

●観光バス利用の方は、下高尾駐車場下車~宇根駐車場乗車をお勧めします。
 (所要時間1時間~1時間15分)

※下高尾駐車場から宇根駐車場までは、徒歩で約30分かかります。

【お問合せ】

奥出雲観光協会
TEL 0854-54-2260
便利な散策案内図PDFダウンロードはこちら↓
http://www.okuizumogokochi.jp/983

・・・・・読み込み中です
前へ
一覧へ
次へ

コメント(2)

ニックネーム

6文字まで / 公開されます

メールアドレス

公開されません

メッセージ
顔マーク 顔マーク

好きな画像を1つお選びください。サイト上でご自身のマークとして表示されます

投稿キー
投稿キーを入力
上の数字と同じものを入力してください

ごこち事務局   2010-07-30 09:12:59

「地元応援団」さん 素敵なコメントありがとうございます♪「地元応援団」さんの言われるとおり鬼の舌震は「神秘的」という言葉がまさにぴったりの場所です。川や木の音や自然のにおいなど、すべてが私に語りかけているようで、心の中でそれに返事をすると・・・すっ・・・と軽くなったような気がします。私も子どもと一緒におにぎりを持って行ってきたばかりです。・・・おにぎりはキャロットさんの仁多米おにぎりを購入して向かいました。そして、歩いた後は定番のラムネを飲んで♪子どものころにすっかりタイムスリップした一日でした。

地元応援団   2010-07-29 14:08:03

実は、私も先日同じコースを行ってきました。前日の雨のために川の水嵩が増していて迫力がありました。巨岩の間を流れる川の水は白く濁流して、いつもと違う渓谷の姿を見ることができましたよ。小天狗岩は、見上げると岩の上から天狗がでできそうな神秘的なところでした。また、清心亭をめざして歩いていくと、以前の景色とは変わって、一面草刈りがしてあって、谷間の景色が明るく開けていました。はんど岩もよく見えましたが、川の音を聴きながら、ゆっくり休憩をしたくなるそんな所です。今度は、子どもと一緒にお弁当と飲み物をもって訪れたいと思っています。手ぶらで行ったので、舌震亭にもどってきたときの飲み物は最高でしたなあ。