
皆さ~ん
奥出雲ごこち事務局「ちーやん」です!
奥出雲の名勝として知られています「鬼の舌震」が、
ただいま新緑の季節真っ盛りです。
「鬼の舌震」は、斐伊川の支流「大馬木川」にあるV字渓谷で、川の流れに侵食され、大きな岩が幾つも重なった奇景で知られ、
国の名勝 天然記念物に指定されている、ほんと不思議な渓谷です!
「鬼の舌震!」と聞くと、険しい坂道や、長い道のり(1周すると約2時間はかかる!)が大変、という方も多いのでは?
そこで、今回は、美しい季節の風景や、珍しい形の岩などが人気の
「鬼の舌震」をらくらく散策できるコースのレポートをお届けします。
「鬼の舌震」は、『出雲国風土記』の戀山(したいやま)の項に、「阿伊(あい)に住む玉日女命(たまひめのみこと)という美しい女神を恋い慕った日本海の和仁(わに=サメ)が、夜な夜な斐伊川を通い来たが、これを嫌がった姫が巨岩で川をせき止め、ワニをはばんだところ、ワニは一層、姫を恋い慕った」とあり、この「ワニのしたふ」が転訛して「鬼の舌震」と呼ばれるようになったそうです。
全長約2.5kmに及ぶ「鬼の舌震」には、バリアフリーの遊歩道が設けられています。
下高尾駐車場から下流に向けて約600mの区間です。
車を止めて早速、徒歩でこのルートを散策。
遊歩道はなだらかで、車椅子や高齢者の方でも安心して進むことが出来ます。
【バリアフリーの遊歩道】
最初にお出迎えは「獅子頭岩」!
川の流れも穏やかなところにあり、5月中旬のころには、カワツツジが川面に映る奇岩です。
近くにはシャチに良く似た「鯱岩(しゃちいわ)」もあります。
このときは少し早く、ヤマツツジが咲いていました。
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【左はヤマツツジ 右の写真は、再び訪れたときにのカワツツジです。】
そして、奇岩たちが顔を覗かせ始めます。
「鬼の陰陽石」は、遊歩道の対岸に見える石です。
大きな石に一筋の割れ目が入り自然の力を感じる石です。
ここからは、自然林の中を進むようになります。
間近に見える木の幹、そして、木立の間にたたずむ、山野草などを見ながら、次第に大きくなる川の流れの音、鳥のさえずりを聞きながら、自然の中に溶け込んで行く感覚になります。
木立の間から見え始めるのが「舌震橋」です。
この橋は、つり橋になっていて、少しゆれてスリルがあります。
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【 舌震橋 】
ここからが「鬼の舌震」の見どころが始まります。
比較的穏やかな流れが、ここら辺りから激流へと変っていきます。
急に川幅が狭まり、大きな岩がゴロゴロと見え始め、岩と岩の間を激しいしぶきを上げながら川は流れ下ります。
★見どころスポット4【試刀岩と千畳敷】
舌震橋を渡ると、遊歩道の足元に「試刀岩」が見えてきます。
大きな巨岩を刀で切ったような、きれいな切り口が特徴的な巨岩です。
本当に、刀の切れ味を試したかのように思えますよ・・・

【 試刀岩 】
少し進むと、「千畳敷」です。
この岩は、この渓谷の中で最も板状の平面が大きく美しい岩です。

【 千畳敷 】
ここら辺りは、すでに断崖に作られた遊歩道を進みます。
後で「あんな高いとこ進んできたんだ!」と思うほど、自然に溶け込んでいますよ。
※高所恐怖症の方はご注意ください。
このポイントには、急な川の流れでゴーゴーいう音と水煙を立てる「牛の首」や「大亀岩」「姫の投扇跡」なども見ることが出来ます。
★見どころスポット5【鯨岩・舟岩剣岩・大山椒魚岩】
この断崖の遊歩道からは、いよいよ迫力あるスポットが見えてきます。
先ず遊歩道から目に入ってくるのが、「鯨岩」と「舟岩剣岩」!

遊歩道の高さがわかりますよね!
ここからは、さらに大きな奇岩・巨岩が川をふさぎます。
写真の真ん中に見える大きな岩が、「鯨岩」です。
その名のとおり、大きな体付きに凸凹した岩肌が、ザトウクジラのようにも見え、「鬼の舌震」の激流を横切っているように見えます。
その横で、断崖に身を任せるのが「舟岩剣岩」です。
舳先(へさき)を天に向かって突き出した舟のようにも見え、古くは「天の岩舟」とも呼ばれていました。
また、この岩を下流から見ると切っ先の鋭い剣のようにも見えることから
「剣岩」とも言われています。
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【写真左:鯨岩】 【写真右:下流側から見た舟岩剣岩】
中央の平たいの鯨岩です。 手前の木に隠れて見えにくいのが舟岩剣岩
そして、この岩のほんの少し下流には、
激流の中から頭を覗かせた、小さな岩が見えてきます。
これが「大山椒魚岩(おおさんしょうおいわ」です。

この岩は、清流に住むオオサンショウオに良く似た形から、名づけられました。
上流から見ても、下流から見ても、ほんとオオサンショウオに見えてきます。
水の多い日は、頭の部分しか見えない変った岩です。
★見どころスポット6【はんど岩】
そして、この岩が見えるところ辺りからは、「鬼の舌震」のシンボル的な奇岩、「はんど岩」が対岸の中腹に見えてきます。
写真では、新緑の木々の中にあるため判りにくいですが、芽吹前にはその変った姿がはっきりと見えます。
この岩は不思議な岩で、逆三角形の形をしていて、立っているのが不思議なくらいの岩なのです。
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【写真左は5月中旬、写真右は芽吹き前に撮影したはんど岩です。】
小さな足元に、頭でっかちな図体で、鬼の舌震を見下ろしています。
チョッと揺すっただけで、ひっくり返ってしまいそうなんです。
たぶん「鬼の舌震」が出来たころからズ~と立っているんだと思います。
この「はんど岩」には、「畳岩」にかかる橋を通って遊歩道を少し登ると、
間近に見えるスポットまで歩いて行くことが出来ます。
★見どころスポット7【バリアフリー終点】
この辺りでバリアフリーの遊歩道の終点です。
ここの、回転場所でUターンとなります。
ここから先は、徒歩だけでの散策となりますが、見どころはまだまだ沢山あります。
鬼が涙を流しているように見える「鬼の落涙岩」
烏帽子をかぶり口を突きだした烏天狗のように見える「子天狗岩」
姫の湯殿と言われる「雨壺」などが迫力満点です。
今回は、上流からのらくらく散策コースを紹介しました。
次回は、これから先の見どころを宇根駐車場から紹介したいと思います。
【鬼の舌震 散策情報】
「鬼の舌震」へは、国道314号線、432号線、
奥出雲大橋から車で約10分
宇根駐車場には休憩場所の「舌震亭」があります。
ここで散策案内MAPが無料で配られています。
散策される際は、是非お持ちください。
上流の下高尾駐車場からは、
今回、紹介したバリアフリーの遊歩道が整備されています。
※雨の日など、足元が悪いときは、ご注意ください。
※岩に登る行為などは大変危険ですので、お控えください。
【お勧めコース】
●車椅子・高齢者の方は下高尾バリアフリー遊歩道をお勧めします。
自然との一体感が楽しめます。
(所要時間45分~1時間)
●観光バス利用の方は、下高尾駐車場下車~宇根駐車場乗車をお勧めします。
(所要時間1時間~1時間15分)
※下高尾駐車場から宇根駐車場までは、徒歩で約30分かかります。
【お問合せ】
奥出雲観光協会
TEL 0854-54-2260
便利な散策案内図PDFダウンロードはこちら↓
http://www.okuizumogokochi.jp/983
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| 当選数 | 3名様 |
|---|---|
| 応募期間 | 2012/5/15-6/15 |